
コラム
浴室リフォームの費用相場は?後悔しないためのポイントや補助金まで徹底解説

浴室リフォームの費用は工事内容によって大きく異なります。部分的な修理なら50万円以下、ユニットバスの全面交換では50万円〜150万円、在来工法やこだわりの浴室では150万円以上が目安です。予算に合わせた選択肢を知り、優先順位を明確にすることで、満足度の高いリフォームが実現できます。
この記事では、価格帯別の工事内容から、ユニットバスと在来工法の違い、リフォームの流れ、失敗しないためのポイント、活用できる補助金まで、浴室リフォームに関する情報を網羅的に解説します。
この記事でわかること
- 価格帯別にどんな浴室リフォームができるのか
- ユニットバスと在来工法の違いと選び方のポイント
- リフォーム工事の流れと必要な期間
- 失敗しないための7つの重要なポイント
- 活用できる補助金や助成金の種類
【価格帯別】浴室リフォームでできることと費用相場

浴室リフォームは予算によって実現できる内容が変わります。ここでは以下の価格帯ごとに、具体的な工事内容を解説します。
浴室リフォームの費用相場
| 価格帯 | 工事内容 | 工期目安 |
|---|---|---|
| ~50万円 | 部分補修・機器交換(給湯器、浴槽、ドア、手すりなど) | 半日~2日 |
| 50~100万円 | 標準的なユニットバス交換(ユニット→ユニット) | 3~5日 |
| 100~150万円 | 高機能・デザイン重視のユニットバス交換 | 4~6日 |
| 150万円~ | 在来工法からの全面リフォーム、こだわり抜いた浴室 | 1週間~1カ月 |
~50万円でできる浴室リフォーム(部分補修・機器交換)
50万円以下の予算では浴室全体のリフォームは難しいものの、気になる部分の改善や機器の交換が可能です。給湯器の交換は10万円〜40万円程度、浴室ドアの交換は5万円〜15万円、手すりの設置は1万円〜5万円が目安となります。
部分的な補修でも浴室の快適性は大きく向上します。タイルのひび割れ補修や壁・床・天井の張り替えは10万円〜30万円で対応でき、浴室暖房乾燥機の後付けは5万円〜40万円で設置できます。
50~100万円でできる浴室リフォーム(標準的なユニットバス交換)
既存のユニットバスを新しいユニットバスに交換する工事は、50万円〜100万円の予算で実現できます。工期は3日から5日程度と短く、防水性が高まり、断熱性能も向上します。
標準グレードのユニットバスでも、掃除のしやすさや保温性能など基本的な機能は十分に備わっています。FRP素材の浴槽を選べば費用を抑えながら、快適な浴室空間を手に入れられます。
100~150万円でできる浴室リフォーム(高機能・デザイン重視)
100万円を超える予算があれば、機能性とデザイン性を兼ね備えた浴室リフォームが可能です。人工大理石やホーロー素材の浴槽、浴室テレビ、ミストサウナなどの設備を追加できます。
高級感のある仕上がりを求める場合、壁パネルの素材やデザインにこだわったり、照明にも工夫を凝らしたりできます。浴室全体の雰囲気をガラリと変え、ホテルのような上質な空間を実現できる価格帯です。
150万円~(在来工法からのリフォーム・こだわり抜いた浴室)
在来工法の浴室をユニットバスに変更する場合や、浴室を拡張する工事では150万円以上の費用がかかります。既存の浴室を解体し、配管工事も必要になるため、工期は1週間から1カ月程度を見込む必要があります。
タイル張りの在来工法で高級感を演出したい場合も、価格帯の目安となります。自由度の高いデザインが可能で、浴槽や壁材を自分好みに選べます。予算に余裕があれば、サイズ変更や窓の新設なども検討できます。
浴室リフォームの種類:「ユニットバス」と「在来工法」の違い

浴室には大きく分けて「ユニットバス」と「在来工法」の2種類があります。
- 主流となっているユニットバス(システムバス)への交換
- 在来工法からの浴室リフォームで注意すべき点
- ユニットバスからユニットバスへのリフォームの流れ
それぞれの特徴を理解し、自分の住まいや予算に合った選択をしましょう。
主流は「ユニットバス(システムバス)」への交換
現在の浴室リフォームでは、ユニットバスへの交換が最も一般的です。ユニットバスは工場で製造されたパーツを現場で組み立てる方式で、床・壁・天井・浴槽がシステム化されています。
防水性が高く、施工期間が短いことが大きなメリットです。水漏れのリスクが低く、断熱性能にも優れています。また、掃除のしやすさや乾きやすさを重視した素材が採用されており、日々のメンテナンスも楽になります。
一戸建て住宅では1616サイズ(浴室内径の幅160cm×奥行き160cm)が標準的で、サイズに合わせて製品を選ぶケースが多く見られます。
「在来工法」からの浴室リフォームの注意点
在来工法の浴室は築年数が経過した一戸建てに多く、防水加工を施した部屋にタイルやコンクリートで浴室が作られています。タイルのひび割れや水漏れ、シロアリ被害といったトラブルが発生しやすいため、リフォーム時には注意が必要です。
在来工法からユニットバスへ変更する場合、既存の浴室の解体作業が発生します。解体後に床下の腐食やアスベストなどの問題が見つかることもあり、追加工事が必要になるケースもあります。そのため、事前の現地調査を丁寧に行い、想定外の費用が発生しないよう備えることが大切です。
ユニットバスからユニットバスへのリフォーム
既存のユニットバスを新しいユニットバスに交換する工事は、最もスムーズに進められるリフォームです。同じサイズの製品に交換する傾向があり、工期は3日から5日程度で完了します。
解体作業が比較的簡単なため、在来工法からのリフォームよりも費用を抑えられます。建物の状態や予算次第では、サイズを変更して広い浴室にすることも可能です。
浴室リフォームの工事期間と流れ

浴室リフォームがどのように進むのか、全体の流れを把握しておくことで、スケジュールの調整や準備がスムーズになります。
- 相談から現地調査までの初期段階
- プラン提案・見積もり・契約の流れ
- 着工から完工までの工事期間
- 引き渡しとアフターフォロー
ここでは4つのステップに分けて解説します。
STEP1:相談・現地調査
まずはリフォーム会社に相談し、現在の浴室の状態を確認してもらいます。現地調査では浴室のサイズや劣化状況、配管の位置などを詳しくチェックします。
この段階で予算やリフォームの目的、希望する設備などを具体的に伝えましょう。特に在来工法の浴室では、床下や壁の内部まで確認することで、追加工事の有無を判断できます。
STEP2:プラン提案・見積もり・契約
現地調査の結果をもとに、リフォーム会社からプランと見積もりが提示されます。複数の業者から相見積もりを取ることで、適正価格を把握でき、納得のいく選択ができます。
プラン内容をしっかり確認し、不明点があれば遠慮なく質問しましょう。見積書に記載された工事内容や使用する設備のグレード、工期などを細かくチェックし、納得した上で契約を結びます。
STEP3:着工~完工
契約後、いよいよ工事が始まります。ユニットバスからユニットバスへの交換なら3日から5日、在来工法からの変更なら1週間程度が標準的な工期です。
工事中は自宅のお風呂が使えなくなるため、近くの銭湯や温泉施設を利用する必要があります。事前に利用できる施設を調べておくと安心です。
STEP4:引き渡し
工事完了後、施工内容の確認を行い、問題がなければ引き渡しとなります。設備の使い方やメンテナンス方法について説明を受け、保証内容も確認しておきましょう。
引き渡し後も、不具合や気になる点があれば速やかに連絡できる体制が整っているか確認しておくことが大切です。
失敗しない!浴室リフォームを成功させる7つのポイント

浴室リフォームを成功させるためには、事前の準備と適切な判断が欠かせません。
- リフォームの目的と優先順位の明確化
- ショールームでの実物確認の重要性
- 戸建て用とマンション用の浴室の違い
- 浴室暖房乾燥機やミストサウナなど必要な機能の厳選
- 将来を見据えたバリアフリー設計
- リフォーム実績が豊富な業者の選び方
- 複数の業者からの相見積もり
以下の7つのポイントを押さえることで、満足度の高いリフォームを実現できます。
リフォームの目的と優先順位を明確にする
リフォームの目的をはっきりさせることで、必要な工事の優先順位が定まります。「寒さを改善したい」「掃除を楽にしたい」「デザインを一新したい」など、何を重視するのかを考えましょう。
機能やオプションを追加するほど費用は高くなります。優先順位をつけておくことで、予算内で最も効果的なリフォームプランを選べます。
ショールームで実物を確認する
カタログだけでは分からない質感や使い勝手を、ショールームで実際に確認しましょう。浴槽の大きさや深さ、パネルの色合い、水栓の操作性などを体感できます。
家族全員でショールームを訪れ、それぞれの意見を聞くことで、全員が満足できる浴室を作れます。担当者に質問しながら、自分たちの生活スタイルに合った設備を選びましょう。
浴室の「戸建て用」と「マンション用」の違いを知る
ユニットバスには戸建て用とマンション用があり、それぞれ設計が異なります。マンション用は天井高が低めに設定されており、配管の取り回しも集合住宅の構造に合わせて作られています。
マンションの場合、管理規約によって工事時間や搬入方法に制限があることもあります。事前に管理組合に確認し、スムーズに工事が進められるよう準備しましょう。
浴室暖房乾燥機やミストサウナなど必要な機能を厳選する
浴室暖房乾燥機やミストサウナ、浴室テレビなど、魅力的な設備は数多くあります。ただし、すべてを取り入れると予算を大きく超えてしまう可能性があります。
本当に必要な機能かどうか、家族の生活スタイルに照らし合わせて検討しましょう。冬場の寒さが気になるなら浴室暖房乾燥機、洗濯物の部屋干しをしたいなら乾燥機能を優先するなど、目的に合った選択が重要です。
将来を見据えたバリアフリー設計
要介護・要支援の認定を受けた人の住む住宅では、手すりの設置や床の段差解消などが介護保険の補助対象になります。現在は必要なくても、将来のことを考えてバリアフリー対応にしておくと安心です。
手すりの設置や滑りにくい床材の採用、またぎやすい高さの浴槽を選ぶことで、長く快適に使える浴室になります。
リフォーム実績が豊富な業者を選ぶ
浴室リフォームの経験が豊富な業者を選ぶことで、施工品質や提案力に期待できます。特に在来工法からユニットバスへの変更や、2階の浴室リフォームなど難易度の高い工事では、実績のある業者に依頼することが成功の鍵です。
過去の施工事例を確認し、自分の希望に近いリフォームを手がけた実績があるか確認しましょう。口コミや評判も参考になります。
複数の業者から相見積もりを取る
同じリフォーム内容でも、業者によって提示される金額は異なります。複数社から見積もりを取ることで、適正価格を把握でき、コストを抑えられます。
見積書の内容を比較する際は、単純に金額だけでなく、工事内容や使用する設備のグレード、保証内容なども確認しましょう。安さだけでなく、信頼できる業者かどうかを総合的に判断することが大切です。
浴室リフォームで使える補助金・助成金

浴室リフォームの費用負担を軽減できる補助金や助成金があります。
- 介護保険を活用したバリアフリーリフォーム
- 自治体独自の助成金制度
- 国が実施する補助金事業
条件に当てはまる場合は積極的に活用しましょう。
介護保険(バリアフリーリフォーム)
要支援および要介護の認定を受けた人の住む住宅改修では、工事費用の一部が介護保険から補助されます。対象となる工事費用の上限は20万円で、所得に応じて7割から9割が支給されます。
出典:厚生労働省「介護保険における住宅改修」
浴室リフォームでは手すりの設置、ドアの交換、洗面所との床の段差解消などが補助対象です。ケアマネージャーに相談し、必要書類を揃えて申請しましょう。
自治体独自の助成金
都道府県や市区町村によっては、浴室リフォームに関する独自の補助金制度を設けています。高齢者向けのバリアフリー工事だけでなく、地域活性化を目的とした一般的なリフォーム工事にも助成金が出る自治体もあります。
自治体ごとに条件や金額が異なるため、お住まいの地域の制度を事前に調べておきましょう。地元の施工業者を利用することが条件になっている場合もあります。
国の補助金
国が実施する補助金事業として、長期優良住宅化リフォーム推進事業があります。耐震性や断熱性など、住宅の性能を高めるリフォームに補助金が支給されます。
子育てグリーン住宅支援事業も活用できる制度の一つです。高断熱浴槽や節湯水栓の設置、高効率給湯器への交換などが対象となり、開口部の断熱改修や躯体の断熱改修といった必須工事を組み合わせることで補助を受けられます。
申請は基本的にリフォーム会社が対応するため、打ち合わせの際に相談してみましょう。予算の上限に達すると受付が終了するため、早めの申請がおすすめです。
浴室リフォームに関するよくある質問(FAQ)

浴室リフォームを検討する際によくある疑問について、分かりやすく解説します。
浴室リフォーム中、お風呂はどうすればいいですか?
工事期間中は自宅のお風呂が使えなくなります。近くの銭湯や温泉施設、スポーツジムのシャワー施設などを利用するのが一般的です。
工事期間は数日から1週間程度が目安ですが、施工内容によって変わります。事前に工期を確認し、利用できる施設を調べておくと安心です。
マンションでも浴室リフォームは自由にできますか?
マンションでは管理規約によって工事時間や搬入方法に制限がある場合があります。また、使用できる機種や号数が決められていることもあります。
リフォームを始める前に、必ず管理組合に確認し、必要な手続きを済ませましょう。事前の確認を怠ると、工事が中断する可能性もあります。
浴室リフォームの業者はどうやって選べばいいですか?
浴室リフォームの実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。過去の施工事例を確認し、自分の希望に近いリフォームを手がけた経験があるかチェックしましょう。
複数の業者から見積もりを取り、金額だけでなく提案内容や対応の丁寧さも比較します。口コミや評判も参考にし、信頼できる業者を選びましょう。
まとめ:優先順位を決めて、快適な浴室リフォームを実現しよう
浴室リフォームの費用は工事内容や選ぶ設備によって大きく変動します。部分的な補修なら50万円以下、標準的なユニットバス交換なら50万円〜100万円、高機能やこだわりの浴室なら100万円以上が目安です。
まずはリフォームの目的を明確にし、優先順位をつけることが成功の鍵です。ショールームで実物を確認し、複数の業者から相見積もりを取ることで、納得のいくリフォームが実現できます。補助金や助成金も積極的に活用しましょう。
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